社会保険に加入している医院で、健康保険が医師国保の場合は必ず2週間以内に加入手続を終わらせる必要があります。
そのため、入社する方には速やかに書類を準備してもらってください。
目次
大まかな流れ
手続きが多いので、ざっくりと大きなイメージをお伝えします。
1.社員に必要書類を準備してもらう
2.各種申請書の作成、押印、提出
3.年金機構から医院に控え書類が届くので、その書類を医師国保へFAX
4.保険証が医院に到着
とにかく1を素早く行い、そして3を忘れずに行うというのがポイントです。
社員の入社が決まったら、まず提出してもらうもの
- 年金手帳のコピー(基礎年金番号が分かるページ)
- 住民票(世帯全員が記載のもの。マイナンバーが記載されたもの)
- 入社直前の保険証は何か?(健康保険協会?健康保険組合?国民健康保険?、自分が加入?家族の扶養?)
- 入社直前の保険証が社会保険(健康保険協会、健康保険組合)だった場合は、その喪失証明書(扶養であっても必要)
⇒任意継続の場合はとりあえず不要です。医師国保の保険証ができた後に、資格喪失通知書が届きますので後日当事務所へお送りください。 - 以前の職場の雇用保険被保険者証(被保険者番号が確認できるもの)。無ければ履歴書。
- 扶養に入れる人がいる場合、その人の氏名、フリガナ、生年月日、住所、収入
- 扶養に入れる配偶者がいる場合は、配偶者の年金手帳のコピー(基礎年金番号が分かるページ)
- 扶養に入れる人の直前の保険証が社会保険(健康保険協会、健康保険組合)だった場合は、その喪失証明書(扶養であっても必要)
- マイナ保険証を登録しているかどうかの確認
上記の書類が揃いましたら、事前(入社前)にFAXまたはメールで上記書類を先にお送りください。原本は入社時に持参頂ければ大丈夫です。
その他に履歴書、給与の月額(交通費含む)も一緒にお送りください。
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市川事務所が以下の書類を作成
1.医師国保の資格取得届
2.健康保険適用除外申請書
3.雇用保険の資格取得届
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作成した書類に押印
押印いただくため、採用した社員の認印をご用意ください。
また、個人事業の場合は院長の認印、法人の場合は代表印もご用意ください。
| 必要な手続 | 備考 |
|---|---|
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※重要
日本年金機構から医院に控え書類が到着
届いた控え書類を医師国保にFAXしてください。
控え書類は文字が薄いので、一度濃くコピーして、それをFAXすると見やすくなります。
FAXが完了すると、数日後に医師国保から通知が届きます。(マイナ保険証を登録していない場合は、資格確認書も届きます)
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その他、市川事務所に連絡する内容
| 必要な手続 | 備考 |
|---|---|
当事務所にメールまたはFAXしてもらう書類
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必要に応じて住民税の手続を行う
| 必要な手続 | 備考 |
|---|---|
住民税の手続
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